和尚のひとりごと

曹洞宗 島田地蔵寺 「和尚のひとりごと」です。
辛いね

電話相談を始めて20年近くになると思う。
「風」という自死防止のネットワークである。
初めは夜中の電話で困惑した。
いまは、少なくなったが、
明らかに DV被害と思うのに、役所は動いてくれない。
本人からの連絡・・というけど、それができない人もいるのに。


日時 2023年09月06日 10:09 | 分類項目: 和尚のひとりごと | 固定リンク(この記事のURL)

玉子はカラまで食ってしまえ

「卵はカラまで食ってしまえ」

鳴海の旧東海道沿いに「瑞泉寺」という古刹がある。昭和の前半までは三十人もの修行僧が過ごす僧堂で、今もその雰囲気が残っている。地蔵寺の先代は十六歳から徴兵されるまでここで過ごし、ここでの出会いが、一生を左右したようで、よく思い出を話している。
指導者の覚悟
僧堂には午前四時からの坐禅はもとより、一日の作務、参学(講義)、生活一般まで雲水と一緒に過ごす「師家(しけ)」と呼ばれる指導者がいる。
ある時、門前のおばさんが「雲水さん、これ」と言って「生卵」を持ってきた。僧堂では禁物であるが、空腹には勝てず、皆で食べてしまった。当時の残飯始末は、「掃きだめ」である。裏庭の奥に穴を掘って、そこに溜めて埋める。

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日時 2023年09月06日 10:02 | 分類項目: 和尚のひとりごと | 固定リンク(この記事のURL)


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